11月17日に大連金州新区訪日代表団の方々が、京都に来られました。数日前に来日され、東京、富士山、箱根を見学されたあと、京都で平安神宮を見学されました。今回来日された方々は中国でものづくりのお仕事をされている経営者の方々で、皆さん初めての来日だそうです。
午後、京都リサーチパークでの講演会に参加しました。まずはじめに、ものづくり都市・京都市(和のグローバル融合)について(財)京都高度技術研究所の江川専務理事にご講演いただきました。
次に、大連から来日された、大連金州新区経済貿易局商会、姫会長より大連金州新区についてご説明頂きました。2010年4月に大連新市区構造改革が発足し、元大連経済技術開発区は元金州区と併合、新都市「大連金州新区」が誕生しました。大連金州新区は東北アジア経済圏並びに環渤海経済地帯と東北三省回廊の交差点に位置し、東北及び極東地域の窓口であると同時に、広範な中国東北地域において人物往来の中心地でもあります。
京都大学大学院工学研究科の平尾先生に金属光造形複合加工機についてご講演いただいた後、京都リサーチパーク地区のKISTICを見学しました。KISTICは京都を拠点に活躍するものづくり企業や、研究者の交流・連携・新たな技術開発を目指すプロジェクトの“場”です。平尾先生がプロジェクト代表を務めていらっしゃる光技術基盤プラットフォームの機器、装置を見学させていただきました。